放射線科一般撮影

検査とその特徴

一般撮影は、放射線画像診断で最も多く用いられるエックス線検査です。
胸の病気、おなかの病気あるいは骨・関節の病気では初期での画像診断には一般撮影で行います。エックス線CTやMRIのような高度画像診断機器と比較すると、その情報量は劣ることもありますが、一般撮影だけで診断が可能な病気も多くあります。

撮影時の注意

*撮影時は動かないでください
*胸部・腹部の撮影時はしっかりと息を止めてください
*金属あるいはプラスチック類は外しておいてください
 撮影部位に重なると病気を見逃すことがあります

検査の時はずし忘れの多いもの

  • ネックレス、ピアス
  • カイロ、湿布、エレキバン
  • 下着の金具、ワイヤー、ボタン

これらの物は、撮影部位により取り外していただく事があります。また、下着類の中には特殊な繊維でできているものがあり、金属でなくても診断の妨げとなる事があります。
リブレセンサー等の血糖測定装置は、原則装着したままでの撮影は、行っておりません。X線照射により、測定に誤差が生じる可能性があるためです。
当院では、患者誤認防止のため、すべての検査で名前をフルネームで聞かせていただきます。ご協力お願いいたします。

検査室の紹介

最新のデジタルX線撮影システム画像システム(島津社X線装置と富士フイルム社FPD)を使用しています

撮影室の特徴

平成25年より、患者サービス及び業務効率の向上と目的とした機器更新と環境改善を行いました。

  • 各撮影機器は、担当技師が機器操作に気をとらわれず患者さんと向き合って撮影業務が行える様に、ほぼ自動で上下動あるいは撮影範囲も撮影機器が連動する機能となっています。
  • 全ての撮影室で撮影部位の限定無く全身のエックス線撮影が可能となりました。

撮影後約5秒で、高精細モニタにて画像の検証も可能となり、体動・異物・左右の誤認等の様々な要因による再撮影防止に寄与しています。

広範囲な撮影を可能とする大口径(17×17インチ)で高感度なX線検出器FPDシステムを導入し低被曝で安心安全な撮影業務に努めています。

キャプション1
キャプション2
ドアの表示、開閉方向あるいは、ドアのとって位置も変更し、
明るく清潔感のある環境で、より安心して撮影して頂ける様に改善しました。