診療科のご案内皮膚科
当科の概要
皮膚疾患全般の診察・治療を行っています。
問診・視診や、必要に応じて血液検査・ダーモスコピー・皮膚病理組織検査・アレルギーテスト等の各種検査を行い、診断・治療を進めていきます。
皮膚に気になる症状があれば、どんなことでもご相談ください。
主な疾患
湿疹・皮膚炎、アレルギー性皮膚疾患、炎症性皮膚疾患、皮膚感染症、皮膚腫瘍、脱毛症、水疱症、陥入爪等の診察・治療を行っています。
陥入爪については、症状に応じて超弾性ワイヤーや人工爪等を使用し、できる限り爪を保存する治療を行っています。
当院で対応が困難な疾患については、大学病院や基幹病院と連携して診療を行います。
また、膠原病等の全身性疾患に併発する皮膚症状についても診療を行っています。
スタッフ紹介
役 職 | 氏 名 | 卒業年度 | 専門資格/所属学会等 |
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医 長 | 福田 均 | 平成4年 | 日本皮膚科学会専門医 日本温泉気候物理学会温泉療法医 |
診療内容
アトピー性皮膚炎
ステロイドを中心とした外用薬が中心ですがプロトピック軟膏や保湿剤、漢方薬による治療を施行しています。また適時アレルギー検査も行っています。
乾皮症
特に高齢者の下肢や背部に多くかゆみを伴います。保湿剤のみで十分な場合もありますが抗アレルギー剤の内服をされる場合もあります。
脂漏性皮膚炎
主に頭部や顔が赤くなったりフケのようなものがみられます。最近ではステロイドにかわり抗真菌剤外用が用いられることもあります。
尋常性乾癬
全身性に難治性の紅斑を伴いよくなったり悪くなったりして定期的な治療が必要です。症状のひどい患者様には免疫抑制剤を投与することもあります。
足爪白癬
最近では爪白癬に関しては抗真菌剤による内服療法が中心になってきています。同居の方にうつす可能性がありますので水虫を疑ったら早めに受診されたほうがいいと思います。
ヘルペス感染症
ヘルペスウィルスによる皮膚感染症です。帯状疱疹や単純疱疹と呼ばれるものです。抗ウィルス剤の投与される場合が多く特に帯状疱疹では帯状疱疹後神経痛といい疼痛が続く場合があるので注意が必要です。
皮膚腫瘍
まずみるだけである程度の診断ができますが悪性腫瘍や診断がはっきりしない時には皮膚生検といって局所麻酔下にて3mmから4mmの筒のような丸いメスを用いて病理診断をします。その後患者様と一緒に治療方針を決定させていただきます。例:有棘細胞癌、基底細胞上皮腫、悪性黒色腫など。