救急科医療機器管理室(ME室)
概要
臨床工学技士(CE:Clinical Engineering Technologist)は、人の呼吸、循環、代謝といったような生命維持に必要な機能を代行する「生命維持管理装置」の操作や、それらの装置を安全に使用するための保守・点検を業務としています。
スタッフ紹介
役 職 | 氏 名 | 専門資格/所属学会 |
---|---|---|
臨床工学技士 | 柴田 智子 | 日本アフェレーシス学会 日本DMAT隊員 ・ ICLSインストラクター |
臨床工学技士 | 蓮井 英二 | - |
臨床工学技士 | 山田 純士 | - |
臨床工学技士 | 三好 海輝 | - |
業務紹介
医療機器管理室(ME室)
当医療機器管理室(以下ME室)は院内の医療機器を一括管理しており、各病棟や各部署に必要な医療機器を貸出する部屋、使用後は返却・点検する部屋の2部屋で中央管理システムを採用しています。現在ME室では約750台の医療機器を管理しており、外来、病棟で使用頻度の高い医療機器・輸液ポンプ65(95)台・シリンジポンプ36(79)台・人工呼吸器15(27)台(NIPPV・NHF含む)・超音波ネブライザー52(66)台・経腸栄養ポンプ12(16)台に関して中央管理しています。
*()内は院内の総台数
院内ラウンド業務として各部署の固定機器・使用中の人工呼吸器(NIPPV・NHF)に関しては、携帯情報端末(PDA)にて点検を行っています。 また、医療機器を安全に使用してもらう為に、勉強会や研修会を行っています。
ICU業務
ICUでは多くの医療機器が使用されており、緊急時やトラブル等には24時間対応しています。 血液浄化が必要な際には、HD(血液透析)やCHDF(持続的血液濾過透析)、エンドトキシン吸着、血漿交換、血漿吸着など、様々な血液浄化療法を行います。
また人工呼吸器や、補助循環装置であるIABP(大動脈バルーンパンピング)やPCPS(経皮的心肺補助装置)の操作および維持管理にも努めています。
手術室業務
手術室では、術中に使用される自己血回収装置や術中検査機器などの操作や、麻酔器・除細動器・電気メスなどの点検、各種トラブル対応を行っています。
その他の業務
カテーテル治療室でのポリグラフやIVUS・ペースメーカープログラマーなどの操作や、ラジオ波焼灼術の際の機器操作・DrCarでの救急現場出動なども行っています。